ボディポテンシャルトレーニングに継続して取り組んでいる方々から、
痛みが軽くなって来たようだ!」「身体が楽に動くようになってきた
みたい!」という声がよく聞かれるようになってきました。

では、実践者はどのくらいのペースでトレーニングに取り組んでいる
のでしょう。それを調べるために、ボディポテンシャルトレーニング
実践者の中から100名を無作為に選び出し、アンケートを実施しま
した。
これ以降は、スポーツ経験者ではない64歳以下の方々を「一般」
65歳以上の方々を「高齢者」、スポーツ愛好者を「スポーツ」とい
う表記で分類し、それぞれのアンケート結果を基に話を進めていきた
いと思います。

〔トレーニングのペース〕

アンケート対象者のボディポテンシャルトレーニング経験歴は、3ヶ月
未満から2年以上とさまざまです。「一般」および「高齢者」の約6割、
「スポーツ」の約半数の方々が、月1〜2回から週1回くらいのペース
で実践し、トレーニングを続けています。

また、「一般」および「高齢者」の約4割、「スポーツ」の約半数の方
々が、週に2〜3回以上のペースでレッスンを受講したり、それ以外に
も自主的
にトレーニングに取り組んだりしています。
実践し始めてから3ヶ月未満の方にも自主トレーニングを行なっている
方がいますが、とにかくレッスンの中で自分が十分に理解した動きの範
囲で、無理をせず行なうことが大切です。
無意味な繰り返し練習にならないよう、気をつけることも忘れてはなり
ません。
なお、自主トレーニングばかりに頼っていると、自分なりの解釈の動き
になりがちで、誤りを生じる恐れが出てきます。


以上の点に留意しつつ、無理のない、自分にあったペースで継続的に
トレーニングを行なって行きましょう。
















〔トレーニングを始めた動機〕

一般」では、腰痛・肩痛などの痛みの解消をはじめとして、動きや姿勢
の改善、リラックス体感、疲労回復などを目的としている方が多いよう
です。
働き盛りの世代が中心だからでしょうか。リラックス体感や疲労回復な
ど、今流行の「癒し」を求めている傾向がうかがえます。

高齢者」では、大多数が腰痛・肩凝り・膝痛などの解消やケア、次いで
動きや姿勢の改善・リラックス体感、健康維持
などを目的としているこ
とが
わかりました。加齢のため、立つ・座る・歩くという動作が困難に
なっていることから、日常生活の動きの改善を目的としている人が半数
以上を占めていました。

スポーツ」では、第一に、身体の調整、次いで過度の運動による腰痛・
肩痛・膝痛などの痛みの解消を目的としている方
が多いようです。
他には、柔軟性の向上やスポーツをする以前の身体づくり、スポーツ技
能の向上などを目的としている
方の多い点が特徴のようです。

〔トレーニングの効果〕
日頃から健康で元気な方は、めいっぱい張り切って動いているぶん、頑
張りすぎて自身のか身体の動きや変化を感じ取りにくくなっている傾向
がみられます。どうぞ、落ち着いてじっくりと時間をかけ、ありのまま
の自分を見つめトレーニングに取り組んでください。個
人差はあるで
しょうが、継続していけば必ず感覚をつかめるときがやってきます。

では、実際にトレーニングを続けていくことで、実践者はどのような効
果を感じているのでしょうか。

一般」では、痛みの解消に効果があったという答えの他に当初の目的以
外にも改善が
見られたという声が多数あげられています。
「高齢者」では、痛みの解消に効果があったと答えた方が9割を越えま
した。また、7割の方が動きの改善に何らかの効果を感じ、当初は目的
としていなかった「癒し」や健康維持・介護予防にも効果があると感じ
ています。「スポーツ」では、8割以上の方が、身体の調整・痛みの解
消、動的柔軟性の向上に効果を感じていることがわかります。

では、ボディポテンシャルトレーニングの効果をさらに高めていくため
には、どのようにしていったらよいのでしょうか?このトレーニングを
実践していくにあたっては、まず、自分がどうなりたいのか、どう
した
いのかという目的をはっきりさせることが大切です。
そして指導者とのコミュニケーションをしっかりと図ってください。
そのうえで、自分の身体の動きや変化を意識をしながらレッ
スンを行い、
継続してトレーニングに取り組んでいくことをお勧めします。


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